本学会は1994年に発足した日本教育保健研究会の活動を発展的継承し、 2003年に「学問の自由を尊重し、教育保健に関する学術研究及び実践の発展に資すること」を 目的として創立されました。 教育保健学の研究アプローチの一つは、保健学の視点から教育活動を捉え返すことであり、 もう一つは教育学の視点から子どもたちの保健現実や学校保健活動を捉え返すことです。 教育保健学の研究は、現実的な課題解決といった側面とともに、 子どもたちの将来、そして子どもたち自身が創り出す新たな社会にも繋がる 未来志向の側面も持っています。 本学会の実践・研究活動に共同していただける皆様方のご参画を切に期待しています。